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東京 西新井大師 香木匂い袋づくり体験

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11月22日「いい夫婦の日」、東京足立区にある西新井大師まで行ってきました。こちらは弘法大師ゆかりのお寺としてとても有名な場所です。今日、明日は全国にある「真言宗十八本山」のお寺すべてにお参りすることができる「お砂ふみ」という催しが4年ぶりに行われているという事で、七五三の季節という事もあり平日にもかかわらず大賑わいでした。

 

由緒あるこの場所はとてもパワーあふれる場所でした。今日は特に「お砂ふみ」という催しという事で、全国から僧侶の方々も集まっており、とても荘厳な雰囲気が印象的でした。私は、香木をつかった「匂い袋作り」を1度体験してみたくて、今回の催しを知ったのですが、せっかくのご縁でしたのでこの「お砂ふみ」のお参りもさせていただきました。

 

「香り」「香」というものは、アロマテラピーの歴史同様、日本の文化においても昔から欠かせない大切なものであり、高貴で神聖なものであったことを改めて感じることができました。今まで、神社仏閣にてお参りや祈祷など、様々触れる機会もありましたが、この「お砂ふみ」という催しでは塗香で手や体を清めてお参りをするという初めての体験をさせていただきました。

 

お参りの流れで行われた「香りで清めてからお参りをする」というこの習慣に触れ、僧侶の方々がそれを行う振る舞いをみて改めて「香りの奥深さ」に感銘を受けました。「香」と「アロマ」は繋がっているようで、しかしながらそれぞれに歴史やしきたりがあります。新しいものに触れる機会とご縁をいただけて、まさにパワーチャージした1日となりました。

 

2017112222019.jpg匂い袋は、白檀など4種類の香木をブレンドしたものに、2種類私が気に入ったものを混ぜて作る簡単なものでしたが、香木は大変高価な品物なので、本物を触って触れられることがとても幸せでした。私は「ムスク」「かっ香」を選んでブレンドしました。

 

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このように、香木をスプーンに擦切り1杯計量してシェーカーになるプラスチック容器に入れます。

 

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ふたをしたこのシェーカーのようなプラスチック容器に香木を入れたら、ひたすらこれをシェイクします。たくさんシェイクすることで香木の分泌細胞から香りが放たれ、ブレンドした香木同士の香りが変わっていくのです。これは本当に私にとっては感動の体験でした。おそらく温度や香木の状態によっても香り立ちが変わるのだと思うのですが、香木に含まれた芳香分子がシェイクすることでどんどん反応し合い香りが変わっていくのですから、アロマオイルをブレンドするのとはまた違うブレンドの魅力が素晴らしかったです。

 

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何度も香りを確かめながら、なんとなく落ち着いたところで綿に包んで袋に入れて出来上がり!実物の白檀の木(サンダルウッド)や安息香(ベンゾイン)も見ることができて、アロマ冥利に尽きた1日となりました。また機会があったら「香」の世界もぜひ触れてみたいと思います。

 

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