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吉祥寺 消臭・フレグランスにおすすめ!アロマストーン作り

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季節外れの台風が近づいていますね。毎日雨続きの寒い日で気分が滅入ってしまう方も多いのではないかと思います。昨日、定例の吉祥寺アロマ講座にて「アロマストーン作り」を楽しみましたのでレポートです。

 

 

昨年度末より、子供の受験期という事もあり定例講座をお休みしておりました。その間、アロマ空間コーディネーターの資格を取得し、またK's Aromaのホームページもリニューアルするなど、なかなか取り組めなかった力を蓄えるための仕事時間に使わせていただいておりました。アロマ空間デザインに本格的に取り組む準備も大体の目途がついてきたこともあり、ゆっくりペースではありますが、ずっと続けてきたこの吉祥寺でのアロマ講座また再開しました。

 

 

今回は、新宿ビックロ5Fマンションリノベーションギャラリー新宿でもとても人気があった「アロマストーン作り」を行いました。石膏が固まるのに少し時間を要しますので、ベースの香りを選んでいただいてからすぐにまずは石膏の型どりを行い、お家で楽しんで頂くためのブレンドオイルを作成しました。

 

 

石膏を溶かして型どりをしているときは、どんな形で出来上がるのか半信半疑な雰囲気の生徒さんたちでしたが、モールドから取り出して「薔薇」が出てきたときの驚きがとても印象的でした。ベースになる香りは、置いておくだけでフレグランスになるのもおすすめですが、香りはどうしても揮発してしまいますので、フレグランスになる香りは、作ったブレンドオイルや好みのアロマオイルを都度垂らして楽しんで頂き、ベースになるものは「消臭」を意識したアロマオイルをおすすめして作っていただきました。

 

 

消臭目的のアロマオイルをブレンドしておけば、香りが飛んでしまってもなんとなく「その場の空気がきれい」な雰囲気が出来上がるのが私がこのアロマストーンの良さだと思っているので、忙しくて香りを足すことができなくとも、置いておくだけでも目で薔薇が楽しめて、置いている空間の嫌なニオイを消臭する効果が期待できるのであれば、香らせたい香りも引き立てることにもなるのでおすすめしました。

 

 

ラベンダー、ローズウッド、プチグレンなどが皆さんのお気に入りのようでした。香り上級者には、フランキンセンスもおすすめ。ベースに入れて作っておくことで、垂らした香りが静寂の中に凛とした雰囲気が備わるような大人な感じがすると私は感じています。だんだんと寒くなってくると、部屋を閉め切ってしまいがちになりますよね。また、暖房を使うようになると空気がほわんとして、そこに嫌なニオイがあると部屋がどんよりしてしまいます。アロマストーンはそんなどんよりを和らげてくれる私のお気に入りアイテムです。オーガンジーの巾着袋に入れると、クローゼットのサシェにも使えますし、いろんな顔を持っていることも気に入っています。

 

 

次回の吉祥寺アロマ講座は12月の予定です。クラフトが決まりましたら、またご案内いたします。

 

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新宿伊勢丹10/18~23 香りの祭典はじまります!

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明日10/18(水)~23(月)まで、新宿伊勢丹7F催事場にて香りの祭典「イセタン サロンドパルファン」が開催されます。こちらのイベントは「香水の祭典」なので、アロマテラピーや自然療法という点では分野は違いますが、「香りの世界の歴史とこだわり」が感じられる魅力的な催事です。

 

そもそも「香り」は、古代時代から芳香植物、芳香材料となるものが貴重なものだったので、王室や貴族など限られた人しかたしなむことができない高級なものでした。今の時代は、洗濯や入浴事情が良好なので、よほどでない限りは「体臭」という点でのトラブルは少ないですが、古代の環境は、今の時代のように石鹸や洗剤で毎日お風呂に入れるような事情ではなかったと思われるので、お金持ちほど自分の体臭予防やマナー、また異性へのアプローチにも「ニオイ対策」として「香水」は重宝されていたのだとも思われます。

 

日本も平安時代では香炉で香りを十二単に焚き染めて、その香りの好みで男性を惹きつけていたという歴史的背景もあります。今の時代でも「香水」を身にまとうのは、お風呂に入れない臭い体臭を隠すため、、というよりは、やはり素敵な香りを身にまとう事で自分を魅力的に魅せるためだと思います。見えない香りを仕上げにまとうことで、最高の自分を演出のアイテムなのではないかと。

 

「香り=ニオイ」は、嗅覚から直接大脳へ電気信号で刺激を送り、直接感情に働きかけるメカニズムを持っています。視界がふさがっていると特にニオイの情報は脳内で様々な想像力が高まりますよね。香りから連想する過去の記憶やイメージ、また見た目の想像など、様々なイメージが膨らむのではないでしょうか?もし目を開けてみて、イメージと違う顔があったとしても、「香り=ニオイ」の印象が良いと、その人と仲良くなれるというデータもあるようです。昔、テレビ番組でそんな実験を観たことがあります。

 

それくらい「香り=ニオイ」が与える印象は、人間の本能に働きかけるのではないでしょうか?

 

香水については、アロマオイルとは違って植物性だけでなく動物性の香りや、自然の香りばかりではないですが、その人にとって「いい匂い」と感じるものは、身にまとったときに自信や幸福感を与えてくれます。それを身にまとう事で、気持ちが落ち着き、その人が生き生きと過ごせることが大事なことだと思います。しかしながら注意点としては、人工香料に関しては、自然なものではないので、アレルギーのある方や体調によっては血圧を下げてしまったり、不快な思いをさせることにもなりかねないので、「適量」で他人に不快感を与えない使用量で、使用する場所を選んで楽しむことだと思います。

 

この催事で香水をとりあつかう世界のブランドは、どれも歴史が深いです。その時代の最先端で、その時代のセレブ達に愛される自信作の「香り」を提供してきた実績と歴史を感じます。こういう世界ブランドの香水に一度にたくさん触れられる機会は少ないので、「嗅覚が疲れることは覚悟」して、この祭典にはぜひ足を運びたいと思います。

 

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東京は、、インフルエンザに要注意!

 

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マスクにシュッ!抗菌・爽快アロマスプレーの作り方

 

今朝は札幌よりも予想気温が低くなるという事で、寒い寒い1日になりました。冷たい雨の朝の通勤電車はマスクの人が日頃より多くなっていたように思います。なんと子供たちの学校にも「インフルエンザ」に感染した子が、ポチッと出てきていています。今年は、9月のうちからインフルエンザに感染している人がいるという事で、またウィルスが変化してきていたら恐ろしいなと思っていたのですが、流行するということにはならなくとも、気温がぐっと下がったことで、流行が早めにスタートするのではないかと懸念しています。

 

新型インフルエンザのパンデミックのようなことが起こった時、私は兵庫県西宮市に在住していました。その時、新型インフルエンザが神戸から出た!という事で学校は休みになり大変なパニックに陥ったことを今でも覚えています。しかしながら、その年も、いつも流行しない温かい時期から「今年はインフルエンザになる子が早いから気を付けた方がいいよ」といった会話がママ友同士で行われていて、当時中学受験生だった長女がいたので、びくびくしていたことを思い出します。

 

今思えば、いつもの年と違うことが起こっているのだから、いつものインフルエンザと違うのではないか?という風に考えられなくもなかったのでは?と思ったので、いつもの年と違う流行状況である場合は、注意するに越したことはないのかなと思っています。

 

実は今年も受験生が1人。。我が家はあと2年受験生が続きます。

 

ということで、とにかく予防にはタンパク質とビタミン、菌類とショウガを意識したメニューの食事を心がけることと、カラダを冷やさないこと、そしてアロマ風呂とマスクと乳酸菌の摂取が我が家流なので、マスクにシュッとするアロマスプレーを仕込みました。その作り方や使い方を、上記オールアバウトの記事のリンクに掲載しています。冬の感染症予防にお役に立てば幸いです。

 

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天然素材のみ!溶かして固めるだけのはちみつリップクリーム

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冷たい雨が降る東京です。せっかくの日曜日もこんなに冷たい雨が降るとすっかり引きこもりがちになってしまいますね。とうとう寒くて暖房をぽちっと入れてしまいました。こんな風に寒くなると肌の乾燥対策が欠かせません。肌もカサカサしてくると唇やかかともカサカサしてきますよね。今回は「唇ケア」として、溶かして固めるだけで作れるはちみつ入りのリップクリームの作り方のリンクを紹介します。唇がカサカサしてきたときに、メイク前や日中リップクリームを塗る人は多くなりますが、意外に夜のスキンケアに「唇ケア」をしている人は少ないそうです。

 

 

少し前の記事になりますがオールアバウトにて、「唇荒れに!はちみつリップクリームの作り方」の記事を紹介したことがあります。

 

 

こちらは溶かして固めるだけで、できれば失敗がないように作っていただきたい気持ちでレシピを紹介したのですが、アロマ教室の生徒さんに作ってみたけど少し硬めに出来上がりますとお声を頂戴したことがあるので、硬めに出来上がった場合の調整の方法も今日は紹介します。

 

 

こちらの記事ではたくさんの方に読んでいただくことも踏まえ、固まらない状態は避けたいなというところで蜜蝋をしっかりと含む配合で紹介していますが、慣れてくると光沢がほしくなったり、もっと柔らかい状態で塗りたい方なども出てきますので、その場合は「蜜蝋を減らしてカスターオイルやホホバオイルを多めにする」という調整を行ってください。もともとの総量が少ないので、例えば蜜蝋を1粒減らしたら、その目分量のカスターオイルを気持ち増やす程度の調整でテクスチャーは変わってきます。

 

私の生徒さんは、「蜜蝋を1粒減らしてはちみつを気持ち増やして硬さ調整をしています」というお話をしてくださったかたもいらっしゃいます。

 

要は「固める材料である蜜蝋を減らし」→「足したい材料」を増やす!という調整をして頂ければOKです。お料理で、味付けをするような感じでちょっとの調整で変わってきますし、蜜蝋は融点が高いので、一定の量を含んでいれば固まらないという事は避けられます。固まらなかったり、柔らかすぎると容器に収まらない場合もありますし、溶かし方や作る部屋の温度などで手作りアロマコスメは少々作り手によって誤差が出てしまいます。

 

作る季節や好みにもよりますので、そこのところは私のレシピを参考にアレンジしていただけたら嬉しいです。

 

どうしてもアロマオイルをブレンドしたい方には「ラベンダー」をおすすめしています。唇は粘膜なので敏感ですから不安な方は無理をしないで頂きたいと思いますが、「荒れ」という症状を抑えるという効果にはとても優れているアロマオイルなので、全体量に1滴ならば香りも爽やかなリップになると思います。心配な方は、パッチテストとしてスプーン1杯程度のホホバオイルなどにラベンダーを1滴だけ垂らしたものを、薄っすらと唇の一部に少し塗布して大丈夫かどうかを確かめているといいと思います。

 

これから迫りくる長い冬。乾燥知らずで美しくありたいですね!

 

 

出産、陣痛時に役立つアロマについて

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                             <アロマオイルのラベンダーが苦手な方はドライハーブのラベンダーがおススメです>

 

「コウノドリ」というドラマが第2シリーズで本日から放送されました。あまりオンタイムでテレビドラマを観ることがないのですが、久しぶりにオンタイムでテレビをつけたところ本日初回放送ということで思わず観てしまいました。ついこの間までは、子供の感染症や出産、育児に関わるアロマについてばかりブログに書いていたのに、自分が通り過ぎたことですっかりご無沙汰していたことにハッとしました。

 

随分昔に、アメーバブログで「出産を促す精油について」という記事を書いたことがあります。アロマテラピーの教科書として有名な「アロマテラピー事典」という古くからのアロマテラピーの実践方法がつづられた書籍があるのですが、そこでも書かれている出産、陣痛時に役立つアロマオイルで有名なのが「ラベンダー」です。その書籍を読んで自分の経験や所見を踏まえ書いたのがこの記事でした。ブログ初心者のまだ勉強不足な文章なのですが、有難いことにほとんど休眠状態だったアメーバブログですが、いまだにアクセス数が1位なのがその記事です。恥ずかしいくらい読みづらい記事なのですが、試行錯誤して書いた感じはしっかりと伝わるからなのか不思議なものです。今日の「コウノドリ」のドラマでは、ろうあ者の妊婦役で志田未来さんがとても心を打つ出産シーンを演じられていて、思わず涙してしまいました。

 

 

出産時、陣痛を促す際に微弱陣痛の場合は「陣痛促進剤」を使用して、人工的に陣痛を促します。私の出産は第1子が逆子のために帝王切開をしていましたので、2回目のの時は陣痛が微弱でとにかく出産が進みませんでした。1度帝王切開をしていたことからどうしても自然分娩したかった私は、自分は出産時に「陣痛促進剤」を使うことができないということを事前健診でドクターから念入りに説明を受けていました。裏を返せば、「陣痛を自力で促進させなければまた帝王切開になる」ということだったので、自然分娩をするために必死にいろいろ調べ、当時アロマを通信講座で勉強していた私は「ラベンダーが役立つ」という情報にくぎ付けになったことを覚えています。

 

 

当時私が実践したのは「ラベンダー風呂」でした。なぜなら、予定日を過ぎてしまっても、陣痛促進剤が使えない私は他の人よりも早い判断で「帝王切開」をしなければならなかったので、なんとしても予定日頃に「陣痛を自力で引き起こさなければならなかった」からです。そんな心配をしていたからなのか、予定日近くの健診でドクターから「お産がはじまる気がしない」と言われ、これは頑張らなければと「ラベンダー風呂」を自分で実践することにしたのです。

 

 

方法はとても簡単! お風呂に入る時に、ラベンダーを5滴程度(5滴以上はおすすめしません)垂らして入るだけです。その時に、湯船でふぅーっと息を吐き赤ちゃんにお願いしながらお風呂に入ったのを覚えています。そして、3日後に陣痛が始まりました。ラベンダーのお風呂に入った時に、何とも言えない深い呼吸をしたことを今でも覚えています。その時になんとなく、リラックスしたからなのか「あ、陣痛来るな」と感じたことも覚えています。当時はあまりわかりませんでしたが、月日が経ち、このアロマケアについて様々人にお伝えし、実践してくださったかたのお声を聴き思うのは、これを実践してみたときに妊婦さんが私と同様の直感を感じられるかどうか?というところが効果があるか無いかのポイントではないかと感じています。

 

 

メカニズムとしてはラベンダーの精油の成分による効果と、香りの大脳への刺激による相乗効果が関係しています。こちらについても当時様々感じたことや勉強したことをアメーバブログに綴っていました。アロマテラピーは植物の恵みなので、抽出したアロマオイル(精油)の植物の生育状況や抽出の方法で成分が変わりますので、使うアロマオイル(精油)が違えば、同様の効果がありますとは決して断言できないのが難しいところです。そして「薬」ではないので、目的の効果が期待できる成分が含まれていたとしても、効果的にそれがその人に働くとも断言ができないところが「自己責任で行ってください」とお願いしなければならない点なのです。

 

 

私の場合は、その後、子供がお中で胎便をしてしまうというトラブルがあり、感染症予防のため陣痛格闘後、緊急帝王切開になってしまったのですが、今思えば陣痛室にもラベンダーを持ち込んで芳香浴をするか、ディフューザーでアロマ空間デザインをするか、またはマッサージオイルを持ち込む、など、自分の体で「出産を促すアロマオイル(精油)」について、ぎりぎりまで試してみれば良かったなと悔いています。陣痛が進んでくると自分に余裕がなくなりますし、周りも落ち着かないことも承知していたはずなのに、事前の自分がやってみたいアロマケアについて、立ち会う家族や助産師さんたちへの説明も不足で、自分の力不足だったなと悔いを残しています。

 

 

「コウノドリ」を観たことで、日頃思い出さなかったこれらのことを鮮明に思いだしてしまいました。とても昔の私の出産経験からの「陣痛を促すラベンダー風呂」体験ですが、出産という人間の本能による奇跡は時代が変わろうとも基本的なことは不変なのではと感じています。今日の「コウノドリ」でも、出産をしても仕事で頭がいっぱいで不安になっているワーキングマザーの葛藤も触れられていました。出産しても「育てづらい世の中」が待っているのであれば、子供を育てる親が疲れてしまいます。出産前のママは、ホルモンバランスの関係もあるのかとにかく「不安」なものです。今思うと、ラベンダー風呂に入った時の深い呼吸は、そんな出産後の不安からも私を助けてくれたバスタイムだったようにも感じています。

※参考文献 「アロマテラピー事典」パトリシアデービス著・高林林太郎訳 フレグランスジャーナル社

※参考文献 「母と子のためのアロマテラピー」 ジェーン・ダイ著・高林林太郎訳 フレグランスジャーナル社

 

※注意事項

出産前のラベンダー風呂を試したい思った方は、必ず事前に身近な専門家にご相談をして安全に役立てていただくことをおすすめしています。アロマオイル(精油)は、植物からの恵みであり、基本的には体に優しく素晴らしい効果のあるものだと思っていますが、法律では雑貨扱いであることからこのような注意書きをしなければならない実情がございます。いい出産に役立てていただきたいことから自分の経験も踏まえ紹介していますので、書籍もご確認頂き、不安材料は払拭してから、自己責任で役立てていただくことをお願いしております。

 

 

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