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セキスイハイムWebマガジン「衣替えでのアロマ活用術」監修
メディアコンテンツの実績報告です。衣類の防虫についてのアロマ活用術について、下記ウェブマガジンの記事を監修させていただきました。衣替えが近づいてきましたのでお知らせいたします。
◆セキスイハイムWebマガジン ハイムカフェVol77 「衣替えでのアロマ活用術」
たんすの防虫剤というと、私たち世代はおばあちゃんのたんすの防虫剤として「樟脳の香り」を思いだす人も多いと思います。今は、あの独特の樟脳の香りの防虫剤を目にすることの方が珍しくなり、衣類の防虫剤から「ツンとしたニオイ」が香ることもほぼなくなりましたよね。
アロマオイル(精油)にこの「樟脳」を含むものがあることをご存知でしょうか?生活に身近なハーブである「ローズマリー」は、ケモタイプといって生育環境等で精油の成分に違いがあります。その中で、「ローズマリーカンファー」と呼ばれるものがあり、いわゆる「樟脳=カンファー」を多く含むローズマリーのアロマオイル(精油)があります。
認知症予防に役立つアロマオイル(精油)としても、紹介されたことがあるので知っている人も多いかもしれませんが、このカンファー=樟脳という成分が衣類防虫剤として役立っている成分です。ローズマリーに含まれているので、こちらを活用した天然アロマの衣類の防虫剤として役立つアロマオイルということで紹介しています。
他にも衣類の防虫として役立つアロマオイル(精油)で私がずっとご紹介しているのが「パチュリ」です。昔、シルクロード時代に、布の貿易運搬時にこのパチュリの葉を布の間に挟み防虫剤として活用したという謂れのある植物です。墨汁の香りとしてもおなじみなので、気持ちが落ち着く素敵な香りとしても知られています。この2つは、タイプが全く違う香りなので、好みや衣類別に香りを使い分けても楽しいですよ。
そんな「天然アロマオイル」の衣替え活用術を紹介させていただきました。市販の防虫剤と併用したり、目的に合わせて使い分ければ「楽しくかつしっかりと」衣類の防虫を楽しめるのではないかと思います。天然アロマオイル(精油)は、揮発性の物質なので、きちんとした防虫を心がけていただく場合は、香りの補充や作成したサシェなどのメンテナンスを自己判断でマメにして頂くことをおすすめいたします。
花粉症用ハッカ油ブレンドのアロマスプレー
先月末頃、とある紙面の監修のお仕事の撮影の際に「ハッカ油」を紹介する機会があり、それに伴っていろいろなアロマクラフトを作成しました。「眠り」や「リラックス」などテーマにそったものをご提案させていただきましたが、ハッカ油に改めて触れるいい機会となり、とても良い時間を過ごすことができました。
そんな中、花粉症の季節におすすめの「マスクにシュッ!」のアロマスプレーに最適な「ハッカ油ブレンド」がスタッフ皆様にとても好評でしたのでこちらでご紹介いたします。
◆材料
アロマスプレー容器 50ml
無水エタノール 10ml
<アロマオイル(精油)>
ハッカ油 5滴
ラベンダー 3滴
ユーカリラディアタ 2滴
◆作り方
①アロマスプレー容器に無水エタノール10mlを注ぐ。
②そこに<アロマオイル(精油)>10滴をそれぞれ垂らす。
③精製水をボトル上部まで注ぐ(40ml)。
◆使い方
おすすめは、マスクの「外側」にシュッとひと吹きして使用する方法です。スプレー成分が、顔につかずしっかりと香りも楽しめて、外部からの空気からマスクを守ってくれることも気に入っています。しっかりとマスクのひだを伸ばしてシュッとひと吹きしてから、マスクを装用することをおすすめします。
ハッカ油は、甘い香りもあるのでペパーミントほど「きつさ」を感じない方が多い気がしますが、ラベンダーとユーカリラディアタがブレンドされることで、絶妙な柔らかさとスッキリさと優しさがバランスよくなり、飽きない香りになる気がします。
ラベンダーがブレンドされることで、デオドラント効果などもアップすることから、「消臭」「抗菌用」としても活用可能なスプレーとなるでしょう。ハッカ油の甘い香りは、さわやかな気分で眠りにつくのにも役立ちそうです。この香りを気に入ってくださったなら、是非、寝具にもシュッとひと吹きして良い眠りのいざないにも使っていただければ幸いです。
◆注意事項
アロマオイル(精油)には、禁忌事項があります。アロマクラフトは手作りなので、これらの作成使用に際しては自己責任のもと楽しく安全に使用していただくことをお願いいたします。体調に心配がある方は、必ずかかりつけのドクターにアロマオイル(精油)の使用について確認をしていただくことをおすすめいたします。※ラベンダー ハッカ油 妊娠初期の方は使用注意。ハッカ油、ユーカリ 皮膚刺激に注意。
2018年1月 アットアロマ株式会社業務委託パートナーとなりました
※写真はアットアロマ神宮前ストアの店内です
K's Aroma主宰 橋本裕子は2018年1月より正式にアットアロマ株式会社と業務委託契約を結び「アロマ空間コーディネート」に本格的に取り組むことになりました。一昨年前に「アロマ空間コーディネーター」資格を取得し、昨年9月からずっと研修を重ねて晴れて2018年1月に正契約となり、デビューいたしました。
毎月数十件の委託先を訪問して「アロマ空間コーディネート」の経験を積んでいます。こちらの現場経験につきましては、K's Aromaの実績として紹介することは控えさせていただきますが、この経験を積む機会を得られたことをとても大切に考えており、日々取り組ませていただいております。今後も出張セミナーやアロマ講座を開講する中、今まで得たものにプラスアルファできるよう努力してまいりたいと思います。
今までアロマセミナーの実施を通じて感じていた部分とは違った感性を引き出していただいている気がしています。それに併せ、私が今まで経験してきたアロマテラピーの感性が、アロマ空間コーディネートを行う上でまた新しい視点になっているかなと思う事もあります。いずれにせよ、天然の精油のみで空間を演出する意味とそれを活用してくださることで、必ずお客様のお役に立つような提案と演出を提供するべくしっかりと経験を積んで参ります。
◆K's Aromaでの「アロマ空間デザイン」についてご興味のある方は、お気軽にお問合せフォームよりご連絡ください。お客様のご要望や演出したい場所、演出の希望期間等を踏まえ「アットアロマ株式会社」または「K's Aroma」のどちらかで対応すべきかしっかりとご相談させていただきご提案いたします。
今後はこれらを積み重ねながら、これまでずっと継続してきた出張アロマセミナーも進化させてご提供していきますので引き続きK's Aromaをどうぞよろしくお願いいたします。
柔軟剤の「スメハラ」対策と手作りアロマ柔軟剤
※写真は以前イベントアロマ講座で「手作りアロマ柔軟剤」を作った時のものです。
オールアバウトにて「手作りアロマ柔軟剤」の記事をリライトしました。
https://allabout.co.jp/gm/gc/406350/
気が付けば、あっという間に2月に突入。1月からアットアロマ株式会社よりアロマ空間コーディネートの業務委託を受け、1月はたくさんの場所のアロマ空間コーディネートを経験させていただきました。久しぶりに銀座界隈にも出向き、また新しいアロマの世界に触れられていることに感謝しました。研鑽して、ご報告できるようしっかりと経験を積みます。
1月(日付未確認です)の日本経済新聞の春秋に「スメハラ」という言葉が生まれたことに触れたコラムが掲載されていました。なんでも「ハラスメント」というワードで表現される世の中の事に触れていたように記憶しています。「ニオイ」という空気中を目見見えず自由に飛び交うものにも「ハラスメント」という言葉が生まれてしまうんだなと個人的には少々寂しい気持ちを持ちながら読んだように思います。
しかしながら、「香り」を仕事にしているものとして「ニオイ」が「ハラスメント」と言われてしまうのも理解できます。「嫌なニオイ」は「嫌な感情」と「嫌な記憶」として残ってしまうので「凶器」ととらえられても過言ではないのかもしれません。「ニオイ」となって認識する「芳香分子」は「揮発性の物質」なので、空気中を漂い「ニオイ」として認識されます。空気中を揮発して漂い、無色で人間の視覚では認識できない物質ですから、なかなか遮ることは難しいのもご理解いただけるでしょう。
「ニオイ」は、人によって同じニオイでも「良し悪し」が分かれます。芳香分子をキャッチする遺伝子情報が人それぞれ違うためです。よって様々な人が行きかう場所での柔軟剤のニオイは「良し」と感じる人もいれば「苦手」と感じる人に分かれます。ましてや電車などの「密封された空間」では、苦手な香りが気になってしまうと不快になってしまいますよね。
私は市販の柔軟剤を楽しく使用しています。なぜなら大学生で上京した時に一人暮らしをしていて、当時の私は柔軟剤の香りのおかげで楽しくひとり洗濯ができていたからです。また、安定した柔軟剤の香りが一人暮らしに温かみをあたえてくれていたようにも感じています。なんとなく今でもその香りを嗅ぐと、とても穏やかな気分になります。香りにはその人が「好き」と感じると、忘れられない、いい思い出になります。そして、その柔軟剤はあれから30年近く経っている今でもほぼ「同じ香り」です。市販の柔軟剤の良さは合成香料だからこその「安定した香り」です。いつでも安定する香りが提供できるからこそ、ずっと定番の香りが楽しめるわけです。
どちらにしても「香り=ニオイ」は人によって感じ方が違うので、「何のために使うのか?」という点を考えて楽しんで頂けると素敵なアイテムであることは間違いないのではないかと感じています。すべての人にOKな香りを探す方が難しいことかもしれませんが「目的と節度」をしっかりと見極めて選んだ香りはおそらく「不快」や「スメハラ」という言葉でご迷惑をかけることも少ないのではないかと感じています。
この手作りアロマ柔軟剤は、もともとは私の娘がアトピー性皮膚炎で市販の柔軟剤にも肌が荒れてしまって困ったことから活用しているものです。時代の変化やクエン酸の活用で少し進化して、「スメハラ」という言葉が聞かれる現代社会にも役立つかもとリライトしましたが、「体にも地球にも優しい、手作りアロマ柔軟剤」なので、必要としている方に、この手作りアロマ柔軟剤が役立てば幸いです。
※アロマ柔軟剤はアロマオイル(精油)を使うので、洗濯物を乾燥機で乾燥することは注意していただくほうが安全です。オールアバウトの記事ではその点も触れています。
寝る前のホットアロマスチームでインフルエンザ・風邪予防!
大雪で大混乱の東京です。今回の雪は本当にたくさん積もりました。こういう時はケガや体調を崩さないように気をつけたいですね。東京は高校受験の真っ最中です。推薦受験から始まり、2月の最終週まで続きます。大学受験もセンター試験が終わり、これからは私立試験と国立2次試験に向けてとても体調管理が大事な時期です。
こういう季節は、「アロマスプレー」や「アロマディフューザー」での感染症予防のための空間作りが注目されます。加湿器もアロマオイル対応のものも多いので、アロマ好きな方は、皆様各ご家庭で実践している空間作りがあると思います。
風邪、インフルエンザ予防として代表的なアロマオイル「ティートリー」。このアロマオイル(精油)は、感染症の原因となる3大原因(ウィルス、細菌、真菌)全てに効果があると言われているアロマオイル(精油)なので、アロマケアで風邪、インフルエンザ予防の空間作りを考えている方にまず最初におすすめしたいアロマオイルです。
このブログでは、感染症予防に役立つそのほかのオイルについての詳細説明については割愛させていただきますが、アロマオイル(精油)についての知識が多くなってくると、お好みや環境、状況に応じて様々なアロマオイル(精油)をピックアップして楽しんで頂けると思います。
アロマディフューザーや加湿器があれば、それにまず適量のティートリーを垂らして使っていただければ、簡単に空間作りが可能ですが、今回は「アロマディフューザーが家に無くてもできるホットスチームの簡易アロマディフューザー」についてお伝えしたいと思います。インフルエンザは「急に」感染に気付くことが多いので、家族に感染者が出てから「アロマで空間作り」をしたいと思ってもアロマディフューザーが無いので何もできない、、、と困ってしまう時など、、緊急時にこの方法を知っておくととても役に立つと思います。
方法はとても簡単!
※【注意!!】蒸気が長く続くほうがベターなので、お湯はしっかりと沸騰したものを耐熱容器に入れましょう。小さなお子様やペットがいる場合は充分に注意してください。耐熱容器の熱湯が、こぼれたりしないよう安全な場所での使用をお願いいたします。
(1)耐熱ボウル、または耐熱カップを用意。
(2)お湯を沸かす。
(3)耐熱ボウル、または耐熱カップにお湯を注ぎ、ティートリーを10滴程度垂らす。
(4)予防したいお部屋や空間にしばらく置いておく。
※注意点 耐熱ボウルには熱湯を入れるので、容器が倒れたりしないよう安全な場所で置くこと!!
これだけで大丈夫なの?と思う方もいらっしゃると思いますが、これが思いも他活躍するのは「寝る前の寝室」です。私は入浴→就寝というリズムがあるのですが、日中疲れて喉が痛いな、、という時などはこの方法を活用することが多いです。スチームとアロマオイルで寝室をティートリーの香りにしてから眠ります。お風呂から上がり、寝室に戻るとティートリーの良い香りが漂っている柔らかい雰囲気も、リラックスできて良く眠れるのでとても気に入っています。
寝る前以外、他の部屋において、特にリビングはキッチンと続いているので、鍋にお湯をぐらぐら沸かしたところに「ティートリー10滴ほど」を垂らして、しばらくぐらぐら沸かしたままにします。そうすると、蒸気とティートリーがあっという間にリビングに広がり、機器を設置したり、洗ったりしないでさっと空間作りができます。「蒸気とアロマオイル」が両方空間に広がる方法であるという点が、感染症予防に役立つ理由です。寒い部屋だとすぐにお湯が冷めますが、暖房が効いている部屋には、暖気も役立って香りの広がりも良いので、一度試してみてくださいね。もうかれこれ15年は、活躍している我が家の簡易アロマディフューザーです。
これからが感染症予防の本格的な季節です。アロマオイル(精油)は、植物が持つ抗菌、抗ウィルス作用を活用して香りだけでなく、効果効能を活かした機能的なアロマ空間デザインも魅力です。機器等がなくても簡単にできる「ホットスチーム簡易アロマディフューザー」ぜひ活用してみてくださいね。
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