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2017年10月

新宿ビックロ ハロウィンとリンゴと不眠アロマ

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ハッピーハロウィン!新宿リノベーションギャラリーでは、今年はこんなオーナメントで入り口を飾りハロウィンムードを楽しんでいました。ハロウィンは日本でいう「お盆」のようなものなので、日本のようにかわいく楽しいもので仮装や飾りつけをして楽しむものではなく、「おばけやゾンビ」など「グロテスクなもの」で仮装や飾りつけをして楽しむ傾向にあるそうです。私はどうしても「グロ系」が苦手なので、魔女も「キキ」の仮装をしているのを見るとホッとしてしまいます。

 

ハロウィンにまつわるアロマテラピーというと、あまりないのですが、先日拝見したテレビで興味深かったのは実は「リンゴ」を食べることが欧米では主流だという事。「香り」で楽しむというよりも「食」の部分の植物療法としての役目でしょうか。日本ではハロウィン=カボチャで、カボチャのスイーツや食べ物を食べて楽しみますが、欧米では「リンゴ」を食べるそうです。飴食い競争のような感じで、リンゴを口で加えて遊ぶゲームをしたり、ハロウィンには「リンゴのスイーツ」を食べる習慣があるのだそうです。拝見してびっくりしました。

 

その時に紹介されていたのがリンゴを丸ごとくり抜いて、その中にヨーグルトやレーズンを合えたものを詰めてオーブンで焼いたホットなスイーツ。シナモンをふりかけて食べる、体もあたたまりそうなとても美味しそうなスイーツでした。

 

「リンゴ」=「薬草」=「アロマテラピー」という事は、アロマテラピーの専門家や自然療法、植物療法の専門家ではない方はなかなか結び付かないことだと思いますが、「リンゴ=西洋リンゴ」はモーリス・メッセゲ著/東京都薬用植物園園長 田中孝治監修/高林林太郎訳の「メッセゲ氏の薬草療法」という本で紹介されています。

 

「1日1個のリンゴは医者いらず」ということわざもありますが、その書籍によると『リンゴの木の皮は強壮作用・校風作用がある』ことや『リンゴの葉と花と芽は利尿作用がある』ことなどを、自身の薬草療法の実例と昔からのリンゴの薬理作用を裏付ける謂れなどと一緒に説明しています。

 

『果実そのものには鎮静作用があり(夜寝る前に適当な大きさのリンゴを1個食べれば寝つきが良くなります)、通じをよくする作用があり、さらに機関誌や鼻をふさぐ粘液を取り去る力・熱を下げる力があります』というようなことも書かれています。不眠の方などには、リンゴの自然な甘みの温かいスイーツを寝る前に少し食べてリラックスしてから、ラベンダーなど好きな香りを枕や寝室にシュッとひと吹き、またはディフューザーで空間を香らせたところで眠るのもいいケアになりそうです。

 

アロマテラピーは「香りだけ」だと思う方も多いのですが、植物療法の一環なので「香り」「食」「環境」などホリスティックな観点から取り入れていただくのが効果的だと考えます。ハロウィンなど昔からの習慣には、その土地で生まれた生活習慣からの養生法のようなものが見え隠れしているものです。ちょっと地味なハロウィンアロマネタですが(笑)、読んで頂けたなら「ハロウィン=リンゴ」も頭の片隅にアロマネタとして覚えていただけると嬉しいです。

恵比寿オールアバウト本社にて

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昨日は、久しぶりに夜の恵比寿へ。ガイドをさせていただいているオールアバウトの本社でセミナーを受講してきました。テーマの内容は「テレビに出演すること」が目的のお話というよりも、テレビ業界に精通したPR担当の方の目線で、セルフブランディングをする上で、日々取り組むべきこと、目線、考え方などを勉強することができた充実した内容のセミナーでした。

 

可愛いペッパー君が撮影OKでスタンバイしていたので撮影!

 

一人で仕事をしていると、第三者の目や仲間がいないので、オールアバウトにてガイドをさせていただくことで、第三者の目で自分を見つめる機会を与えていただけるのは本当にありがたいと感じています。一人の自由と責任は仕事をする上で、自分をぐっと成長させてくれますが、世の中の動き、世代が変わっていく目線の変化、業界の波など、会社に在籍していると普通に感じることができる温度や感覚は、求めないとわからない。なので、会社や組織という水に浸かっていることは、窮屈なこともあるかもしれませんが、一人仕事では感じられない自分を成長させてくれる環境なので、会社での仕事に悩んでいる人には、その有難さに感謝できれば悩みは解決するのではないのかなと感じます。

 

アロマテラピーは香りなので、文字や写真から香りそのものをお伝え出来ません。しかしながら、目線を変えることでどうアロマテラピーを伝えられるのか?そういう点で、今まで自分がやっていたPR方法に、風穴が開いたようなそんな感覚を与えてもらえたセミナーでした。

 

年齢を重ねると「経験」が行動や思考にストップをかけることがあります。それはもちろん賢明な判断となる場合もあります。いろんなスポーツを観ていていつも思うのは、「リスクはあっても自信をもって攻める姿勢」を崩さなかったほうが勝ちを得ること。年齢や環境に流されず、自分の適性を理解したうえでも、できないことから逃げるのではなく、「できること」を考えて時間を使って攻めていくことが大切なんだと改めて気づかされた時間でした。

 

シンプルに足元からできること。真っ白にして見つめなおしてみよう。ペッパー君とともに、備忘録でした。

 

 

 

吉祥寺 消臭・フレグランスにおすすめ!アロマストーン作り

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季節外れの台風が近づいていますね。毎日雨続きの寒い日で気分が滅入ってしまう方も多いのではないかと思います。昨日、定例の吉祥寺アロマ講座にて「アロマストーン作り」を楽しみましたのでレポートです。

 

 

昨年度末より、子供の受験期という事もあり定例講座をお休みしておりました。その間、アロマ空間コーディネーターの資格を取得し、またK's Aromaのホームページもリニューアルするなど、なかなか取り組めなかった力を蓄えるための仕事時間に使わせていただいておりました。アロマ空間デザインに本格的に取り組む準備も大体の目途がついてきたこともあり、ゆっくりペースではありますが、ずっと続けてきたこの吉祥寺でのアロマ講座また再開しました。

 

 

今回は、新宿ビックロ5Fマンションリノベーションギャラリー新宿でもとても人気があった「アロマストーン作り」を行いました。石膏が固まるのに少し時間を要しますので、ベースの香りを選んでいただいてからすぐにまずは石膏の型どりを行い、お家で楽しんで頂くためのブレンドオイルを作成しました。

 

 

石膏を溶かして型どりをしているときは、どんな形で出来上がるのか半信半疑な雰囲気の生徒さんたちでしたが、モールドから取り出して「薔薇」が出てきたときの驚きがとても印象的でした。ベースになる香りは、置いておくだけでフレグランスになるのもおすすめですが、香りはどうしても揮発してしまいますので、フレグランスになる香りは、作ったブレンドオイルや好みのアロマオイルを都度垂らして楽しんで頂き、ベースになるものは「消臭」を意識したアロマオイルをおすすめして作っていただきました。

 

 

消臭目的のアロマオイルをブレンドしておけば、香りが飛んでしまってもなんとなく「その場の空気がきれい」な雰囲気が出来上がるのが私がこのアロマストーンの良さだと思っているので、忙しくて香りを足すことができなくとも、置いておくだけでも目で薔薇が楽しめて、置いている空間の嫌なニオイを消臭する効果が期待できるのであれば、香らせたい香りも引き立てることにもなるのでおすすめしました。

 

 

ラベンダー、ローズウッド、プチグレンなどが皆さんのお気に入りのようでした。香り上級者には、フランキンセンスもおすすめ。ベースに入れて作っておくことで、垂らした香りが静寂の中に凛とした雰囲気が備わるような大人な感じがすると私は感じています。だんだんと寒くなってくると、部屋を閉め切ってしまいがちになりますよね。また、暖房を使うようになると空気がほわんとして、そこに嫌なニオイがあると部屋がどんよりしてしまいます。アロマストーンはそんなどんよりを和らげてくれる私のお気に入りアイテムです。オーガンジーの巾着袋に入れると、クローゼットのサシェにも使えますし、いろんな顔を持っていることも気に入っています。

 

 

次回の吉祥寺アロマ講座は12月の予定です。クラフトが決まりましたら、またご案内いたします。

 

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新宿伊勢丹10/18~23 香りの祭典はじまります!

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明日10/18(水)~23(月)まで、新宿伊勢丹7F催事場にて香りの祭典「イセタン サロンドパルファン」が開催されます。こちらのイベントは「香水の祭典」なので、アロマテラピーや自然療法という点では分野は違いますが、「香りの世界の歴史とこだわり」が感じられる魅力的な催事です。

 

そもそも「香り」は、古代時代から芳香植物、芳香材料となるものが貴重なものだったので、王室や貴族など限られた人しかたしなむことができない高級なものでした。今の時代は、洗濯や入浴事情が良好なので、よほどでない限りは「体臭」という点でのトラブルは少ないですが、古代の環境は、今の時代のように石鹸や洗剤で毎日お風呂に入れるような事情ではなかったと思われるので、お金持ちほど自分の体臭予防やマナー、また異性へのアプローチにも「ニオイ対策」として「香水」は重宝されていたのだとも思われます。

 

日本も平安時代では香炉で香りを十二単に焚き染めて、その香りの好みで男性を惹きつけていたという歴史的背景もあります。今の時代でも「香水」を身にまとうのは、お風呂に入れない臭い体臭を隠すため、、というよりは、やはり素敵な香りを身にまとう事で自分を魅力的に魅せるためだと思います。見えない香りを仕上げにまとうことで、最高の自分を演出のアイテムなのではないかと。

 

「香り=ニオイ」は、嗅覚から直接大脳へ電気信号で刺激を送り、直接感情に働きかけるメカニズムを持っています。視界がふさがっていると特にニオイの情報は脳内で様々な想像力が高まりますよね。香りから連想する過去の記憶やイメージ、また見た目の想像など、様々なイメージが膨らむのではないでしょうか?もし目を開けてみて、イメージと違う顔があったとしても、「香り=ニオイ」の印象が良いと、その人と仲良くなれるというデータもあるようです。昔、テレビ番組でそんな実験を観たことがあります。

 

それくらい「香り=ニオイ」が与える印象は、人間の本能に働きかけるのではないでしょうか?

 

香水については、アロマオイルとは違って植物性だけでなく動物性の香りや、自然の香りばかりではないですが、その人にとって「いい匂い」と感じるものは、身にまとったときに自信や幸福感を与えてくれます。それを身にまとう事で、気持ちが落ち着き、その人が生き生きと過ごせることが大事なことだと思います。しかしながら注意点としては、人工香料に関しては、自然なものではないので、アレルギーのある方や体調によっては血圧を下げてしまったり、不快な思いをさせることにもなりかねないので、「適量」で他人に不快感を与えない使用量で、使用する場所を選んで楽しむことだと思います。

 

この催事で香水をとりあつかう世界のブランドは、どれも歴史が深いです。その時代の最先端で、その時代のセレブ達に愛される自信作の「香り」を提供してきた実績と歴史を感じます。こういう世界ブランドの香水に一度にたくさん触れられる機会は少ないので、「嗅覚が疲れることは覚悟」して、この祭典にはぜひ足を運びたいと思います。

 

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東京は、、インフルエンザに要注意!

 

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マスクにシュッ!抗菌・爽快アロマスプレーの作り方

 

今朝は札幌よりも予想気温が低くなるという事で、寒い寒い1日になりました。冷たい雨の朝の通勤電車はマスクの人が日頃より多くなっていたように思います。なんと子供たちの学校にも「インフルエンザ」に感染した子が、ポチッと出てきていています。今年は、9月のうちからインフルエンザに感染している人がいるという事で、またウィルスが変化してきていたら恐ろしいなと思っていたのですが、流行するということにはならなくとも、気温がぐっと下がったことで、流行が早めにスタートするのではないかと懸念しています。

 

新型インフルエンザのパンデミックのようなことが起こった時、私は兵庫県西宮市に在住していました。その時、新型インフルエンザが神戸から出た!という事で学校は休みになり大変なパニックに陥ったことを今でも覚えています。しかしながら、その年も、いつも流行しない温かい時期から「今年はインフルエンザになる子が早いから気を付けた方がいいよ」といった会話がママ友同士で行われていて、当時中学受験生だった長女がいたので、びくびくしていたことを思い出します。

 

今思えば、いつもの年と違うことが起こっているのだから、いつものインフルエンザと違うのではないか?という風に考えられなくもなかったのでは?と思ったので、いつもの年と違う流行状況である場合は、注意するに越したことはないのかなと思っています。

 

実は今年も受験生が1人。。我が家はあと2年受験生が続きます。

 

ということで、とにかく予防にはタンパク質とビタミン、菌類とショウガを意識したメニューの食事を心がけることと、カラダを冷やさないこと、そしてアロマ風呂とマスクと乳酸菌の摂取が我が家流なので、マスクにシュッとするアロマスプレーを仕込みました。その作り方や使い方を、上記オールアバウトの記事のリンクに掲載しています。冬の感染症予防にお役に立てば幸いです。

 

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