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おうちでアロマケア(美容)

2017の冬至 我が家は「黒糖ゆず湯」を楽しみます!

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今日、12月22日は冬至です。冬至の慣わしと言えば「ゆず湯」と「カボチャ」! 我が家では、どんなゆず湯に入ろうか?と毎年考えます。基本的には、「ソルト」や「重曹」と「ゆず」で入浴することが多いのですが、今年は例年以上に私の肌の乾燥が気になっているので、久しぶりに「黒糖」でゆず湯にすることに決めました。

 

我が家では「入浴剤」の基材を選ぶときに、下記を軸にして選ぶようにしています。

 

◆「ソルト(塩)」でのゆず湯は、デトックスやダイエットで汗をかいたり温まりたいとき

◆「重曹」でのゆず湯は、肌のくすみをとり温まりたいとき

◆「黒糖」でのゆず湯は、保湿をして温まりたいとき

 

ゆず湯で注意しなくてはいけない点は、柑橘系のアロマオイルと同様「肌刺激」です。ゆず湯は、ゆずの爽やかな香りでリラックスができて温まりますが「チクチク」と肌刺激が気になって、ゆず湯に入りたいけれど躊躇してしまうという人、意外に多いと思います。私もその中の1人なので、ゆずを丸ごと湯船に浮かべるのはいつも控えています。

 

しかしながら、ゆず湯の何とも言えない香りはたまらなく大好き。という事で毎年の冬至のゆず湯で気を付けていることは、肌刺激を和らげるように、ゆず以外の入浴剤になる基材をピックアップして「アレンジしたゆず湯」を楽しんでいるという事です。

 

ゆずが刺激があるので、糖類である「黒糖」はお湯もまろやかになり保湿に役立ちます。ゆずの爽やかな香りに、黒糖の甘い香りがプラスされてとがった気分が丸くなるような感じも大好きなところです。お湯が甘くなりそう、、と心配する方もいらっしゃいますが、お湯が甘くなるほどの多くの黒糖を使うわけではないので心配はないと思います。※おうちの浴槽環境など、黒糖やゆずで変質などが心配な方はメーカーに問い合わせるなど、事前に確かめてから使用することをおすすめします。肌刺激なども心配な方は、腕をあらかじめお湯につけてみて確かめてから入浴されるとより安心です。

 

ということで、我が家の「黒糖ゆず湯」の作り方をお伝えします。作り方はとっても簡単!※入浴1回分です。

 

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①ゆずの果皮を剥いて、果皮を2.3切れ用意 ※なるべく無農薬のゆずが良いです。農薬は果皮の表面についているので、きれいに洗ってキッチンペーパーでふき取るといいでしょう。

②麦茶パックやだしパックを用意してそこに黒糖30gとゆずの果皮を2.、3切れ入れる。

 

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③軽く手でもみ込み、黒糖にゆずの香りを移す。

 

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④麦茶パックのままお風呂に入れればOK!

 

麦茶パックや、だしパックに入れてお風呂に浮かべれば「片付け」がとても楽です。パックに入れることで、肌刺激も少し和らぐような気がしますので、ゆずの果皮だけをパックに入れてゆず湯を楽しむだけでも、お肌チクチクの人には役立つかもしれません。

 

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いつものゆず湯やバスソルト、重曹バスに飽きている方がいらっしゃいましたら是非今年は「黒糖」も試してみてくださいね!ゆずだけでなく、パックにはローズなどハーブを入れて、ハーブバスが楽しめます。ハーブ風呂は花弁などの片付けが面倒ですが、これもパックのおかげで楽ちんです。ぜひパックも活用してみてくださいね。

 

「カボチャ」については、子供たちのリクエストで「カボチャのスープ」を作る予定です!冬至が過ぎれば、あとは1日1日春に近づく日々になります。ゆず湯とカボチャで厄払いをして、良い年を迎えたいですね!

 

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天然素材のみ!溶かして固めるだけのはちみつリップクリーム

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冷たい雨が降る東京です。せっかくの日曜日もこんなに冷たい雨が降るとすっかり引きこもりがちになってしまいますね。とうとう寒くて暖房をぽちっと入れてしまいました。こんな風に寒くなると肌の乾燥対策が欠かせません。肌もカサカサしてくると唇やかかともカサカサしてきますよね。今回は「唇ケア」として、溶かして固めるだけで作れるはちみつ入りのリップクリームの作り方のリンクを紹介します。唇がカサカサしてきたときに、メイク前や日中リップクリームを塗る人は多くなりますが、意外に夜のスキンケアに「唇ケア」をしている人は少ないそうです。

 

 

少し前の記事になりますがオールアバウトにて、「唇荒れに!はちみつリップクリームの作り方」の記事を紹介したことがあります。

 

 

こちらは溶かして固めるだけで、できれば失敗がないように作っていただきたい気持ちでレシピを紹介したのですが、アロマ教室の生徒さんに作ってみたけど少し硬めに出来上がりますとお声を頂戴したことがあるので、硬めに出来上がった場合の調整の方法も今日は紹介します。

 

 

こちらの記事ではたくさんの方に読んでいただくことも踏まえ、固まらない状態は避けたいなというところで蜜蝋をしっかりと含む配合で紹介していますが、慣れてくると光沢がほしくなったり、もっと柔らかい状態で塗りたい方なども出てきますので、その場合は「蜜蝋を減らしてカスターオイルやホホバオイルを多めにする」という調整を行ってください。もともとの総量が少ないので、例えば蜜蝋を1粒減らしたら、その目分量のカスターオイルを気持ち増やす程度の調整でテクスチャーは変わってきます。

 

私の生徒さんは、「蜜蝋を1粒減らしてはちみつを気持ち増やして硬さ調整をしています」というお話をしてくださったかたもいらっしゃいます。

 

要は「固める材料である蜜蝋を減らし」→「足したい材料」を増やす!という調整をして頂ければOKです。お料理で、味付けをするような感じでちょっとの調整で変わってきますし、蜜蝋は融点が高いので、一定の量を含んでいれば固まらないという事は避けられます。固まらなかったり、柔らかすぎると容器に収まらない場合もありますし、溶かし方や作る部屋の温度などで手作りアロマコスメは少々作り手によって誤差が出てしまいます。

 

作る季節や好みにもよりますので、そこのところは私のレシピを参考にアレンジしていただけたら嬉しいです。

 

どうしてもアロマオイルをブレンドしたい方には「ラベンダー」をおすすめしています。唇は粘膜なので敏感ですから不安な方は無理をしないで頂きたいと思いますが、「荒れ」という症状を抑えるという効果にはとても優れているアロマオイルなので、全体量に1滴ならば香りも爽やかなリップになると思います。心配な方は、パッチテストとしてスプーン1杯程度のホホバオイルなどにラベンダーを1滴だけ垂らしたものを、薄っすらと唇の一部に少し塗布して大丈夫かどうかを確かめているといいと思います。

 

これから迫りくる長い冬。乾燥知らずで美しくありたいですね!

 

 

手荒れ対策のハンドクリーム!シアバターアロマクリームの作り方

20171012131519.jpg10月になり東京は寒暖の差が激しいこの頃です。先週は、冬を思わせるような寒い1日があったかと思いきや、昨日や今日は汗ばむような陽気です。しかしながら、だんだんと冬に向かう空気感はしっかりと感じる日々。空気はだんだんと乾燥し、水仕事をした後の手が、外が暖かくてもしっかりと冬の訪れを感じ取ってカサカサしてきました。年齢とともに、敏感になっているこの頃です。そんなこともあり、早速ながら、冬用のハンドクリームを早々用意しております。

 

市販のハンドクリームも大好きですが、冬が深まってくると梅干を漬け込むかのように必ず仕込むのが「シアバター入りアロマクリーム」。手作りのシアバター入りのクリームは、市販品のようにすぐにさらっとするような使用感の仕上がりを作るのは材料上難しいのですが、シアバターとホホバオイル、そして天然の乳化剤(大豆、ヤシ油やオリーブオイル由来)の乳化剤とフローラルウォーターという天然素材のみで作られた、オーガニック料理のようなナチュラルな使用感と安心感がやめられません。爪のケアにもこの天然素材のクリームはとても役立つと思います。

 

なかなかこれらだけで作られるハンドクリームの市販品は見当たらないこと、また自分の好きな香りで作れることが、この手作りアロマクリームの良さではないかと感じています。作り方は難しいと思っている人が多いのですが、シンプルです。「溶かして混ぜるだけ」。ただし、混ぜるときにホイッパーで徐々に混ぜていくことがポイントですが、溶かすときのコツさえ守ればだれでも市販品のような滑らかなシバターアロマクリームが作れます。

■材料と道具
ハンドクリーム容量50ml


(材料)
・シアバター 10g
・好みの植物油(ホホバ油、スイートアーモンド油がおすすめ) 15ml(大さじ1)
・ミネラルウォーター または 精製水 30ml ※より美容効果を!ローズウォーターやラベンダーウォーターなどの天然の芳香蒸留水を代用するのがおすすめ!
・お好みの精油 6滴~12滴(0.5~1%濃度)
・パーム乳化ワックス 3g(小さじ1)
・ラベンダーバター 2g(小さじ1弱)※無い場合はシアバターの分量をラベンダーバターの分2g増量すればOK!


(道具)
・クリーム容器 50㏄
・ガラス棒
・泡立て器(電動があると便利)
・ゴムベラまたはバターナイフ
・耐熱用ビーカー 2個(大・小1個ずつあると便利)
※大きいサイズのビーカーは、全体量60ml のクリームを混ぜあわせる作業に使用するため、大きさに余裕がある100ml サイズがおすすめ
 

■作り方

20171012131434.jpg (1) 油脂の材料である、シアバター、植物油、パーム乳化ワックス、※ラベンダーバターを、耐熱用ビーカー(サイズ大)に全部入れます。※無い場合はシアバターを同量プラスすればOK!

 

 

 

(2) もう1つの耐熱用ビーカー(サイズ小)には、水分の材料であるミネラルウォーターを入れて、写真のように2つのビーカーを同時に湯煎にかけます。2つのビーカーを同時に湯煎にかけることが上手にクリームを作る大事なポイントです!。(1) のビーカーは、ガラス棒でゆっくりと混ぜながら溶かすといいでしょう。

 

 

 

(3)材料がきれいに溶けて液体になり、2つのビーカーが熱燗程度にあたたまったところがOKの目安です。温めすぎは要注意なので、しっかりと溶けるのを確認しながら湯煎をしましょう。
 

 

 

 

(4) 全て溶けたら、(1)の油脂の材料が入った耐熱用ビーカー(サイズ大)に、水分の材料が入った(2)のミネラルウォーターを少しずつ3回程度に分けて、マドラーやガラス棒で混ぜながら注ぎましょう。ミネラルウォーターを全部注いだ後は、ふんわりなめらかなクリームの質感になるまで、合わせた溶液をひたすら混ぜます。電動ホイッパーがあれば便利です。時間の目安としては、5分~10分です。生クリームをホイップするように楽しみながら混ぜましょう。
 

 

生クリームのようにツンと角が立つような感触がOKのサイン

 

 

 

 

20171012133436.jpg(5) 溶液を混ぜていると、白くなり、生クリームのようにふんわりと角が立ってきます。これを目安に好きな精油を加えます。
 

 

 

(6)精油をなじませるように優しくかき混ぜたら、ゴムベラを使って手早く容器に移します。ケーキの種を容器に移すように、クリーム容器の底をトントンと軽く打ちつけながら空気を抜いて入れると、容器に綺麗に収まります。

 

 

 

おススメのアロマオイルは、やっぱりラベンダーです。手荒れケアには、細胞成長促進作用が優れていて、皮膚の修復を助ける効果と傷などの炎症のケアに効果的であることが学術上いわれていることからも、手荒れに役立つことが想像できると思います。私はラベンダー3滴、ローズウッド3滴のブレンドが大好きです。少し大人っぽいフレグランスを楽しみたい場合は、隠し味にフランキンセンスを1,2滴このブレンドに追加するのと、美容クリームのような豊かさが香りにも効果にも追加されておススメです。

 

 

※アロマテラピーや手作りアロマコスメについては、自己責任において楽しんで頂くものになっております。基本的には、カラダに良い影響を及ぼす自然からの素晴らしい贈り物がアロマオイルであり、それを使い、保存料や添加物を使わず、天然の植物オイルや油脂を使って使い勝手を良くするためにコスメにして楽しむのが、手作りアロマコスメです。学術上薬理効果もはっきりとうたわれておりますが、植物の効果であるため効果にも好みにも、個人差がございます。アレルギーや体調など、ご心配な点がある場合は、身近なアロマテラピーの専門家やかかりつけのお医者様に必ず相談して、不安材料を回避してから楽しんで行ってください。手作りコスメは、保存料などが入っていないため、一応2週間以内には全部使っていただくことをおすすめしております。冷蔵庫の食べ物を管理するように、ご自身のお部屋や保存の環境で、使用期間は様々ですが、こちらも自己責任において楽しんで頂けると幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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